【怪異と裏切り】インセインを解説│特徴からキャラメイク・遊び方まで

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 「疑心暗鬼な駆け引きが楽しみたい」
 「PvP(PL同士の敵対シナリオ)も遊んでみたい」
 「クトゥルフ以外のホラーがやりたい」

 そんな方におすすめしたいのがインセインです。

 インセインはハンドアウト制のホラーシステムです。特徴として、キャラクターはみな秘密を有しています。

 隣の仲間は本当に信用できるのか、疑心暗鬼になりながら、自身の本当の目標を達成するために行動していく「怪異と裏切り」が魅力のシステムです。

目次

インセインの特徴:怪異と裏切りのシステム

クトゥルフ神話以外のシステムも遊んでみたいな。
出来れば、ホラー系で。

それならインセインがおすすめだよ。

インセインとは

なぜだか怪異に引き寄せられる運命の持ち主──逢魔人(おうまがびと)になって、ゾンビ・学校の怪談・サイコサスペンス・クトゥルフ神話などなど、古今東西の怪事件に挑もう。
ただし、事件を調査するときは気をつけて。
ゲームマスターによって仕込まれた【秘密】と、セッション中に増殖していく【狂気】のせいで、仲間といえど安心はできない!

怪異と疑心暗鬼が、恐怖を呼び覚ます!

インセイン公式サイトより引用

 インセインの最大の特徴は、ハンドアウトです。インセインでは、各PCは表の情報に加えて裏の秘密を有しています。

 表向きは協力を装っていても、裏の秘密によっては対立したり、一人だけ裏切ったりすることもあります。

 隣の仲間は本当に信用できるのか、疑心暗鬼になりながら、自身の本当の目標を達成するために行動していく「怪異と裏切り」がインセインのおもしろさです。

インセイン公式サイト

  • ジャンル:マルチジャンルホラー・サイコホラー
  • 推奨プレイ人数:4人程度
  • プレイ時間:2~4時間程度
  • 使用ダイス:6面ダイス×2個

インセインの特徴

  • マルチジャンルで様々なホラーが楽しめる
  • シーン制のため、初心者でもシナリオに参加しやすい
  • 秘密による疑心暗鬼な駆け引きが楽しい
  • シナリオによってはPvPが発生する

 インセインの雰囲気を知りたい方は、名倉三吾さんのオカルトマニアと霊感少女のインセインがおすすめです。

インセインの魅力5選

  • ハンドアウト制による疑心暗鬼な駆け引き
  • マルチジャンルで様々なホラーが楽しめる
  • シーン制のため、みんながシナリオに絡みやすい
  • 狂気システムにより、恐怖による緊迫感が楽しめる
  • 6面ダイス2つで遊べるので準備が楽

ハンドアウト制による疑心暗鬼な駆け引き

 インセインの最大の魅力は、ハンドアウトによる疑心暗鬼な駆け引きです。インセインでは、各PCに表の情報と裏の秘密が配られます

 表向き協力していても、裏の秘密次第では対立することもあります。

 「隣の仲間は本当に信用できるのか、疑心暗鬼になりながらも、自身の目標のために時に協力し、時に裏切り合う」そんな駆け引きがインセインの魅力です。

マルチジャンルで様々なホラーが楽しめる

 インセインの正式名称は、「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」です。名前にある通り、マルチジャンルの怪談を遊ぶことができます。

 怪異の種類に決まりが無いので日本の妖怪やクトゥルフの怪異など、お好みの怪談で遊ぶことができます。

自身好みの怪異を自作して遊ぶことも可能です。

シーン制のため、みんながシナリオに絡みやすい

 インセインの調査パートはシーン制で進行します。各PCは手番ごとに様々な調査を行い、事件の解決や裏の目標の達成に向けて行動していきます。

 各PCごとにシーンがあるので、ロールプレイが不安な方や初心者の方もシナリオに参加しやすくなっています。
 →「ロールプレイのコツ」はこちら

狂気システムにより、恐怖による緊迫感が楽しめる

 インセインでは、想像を超えた恐怖や怪異に接触した際に、心の歪み(狂気)を獲得します。

 狂気の獲得に怯えながら、事件の解決のために恐怖に立ち向かっていくのもインセインの楽しみのひとつです。

狂気システムとは

 PCは怪異や不可思議な現象などの恐怖に遭遇した際、それに耐えることができるかの判定(恐怖判定)を行います。恐怖判定に失敗した場合、狂気1枚裏向きで獲得します。

 狂気は獲得しただけでは効果を及ぼしませんが、特定の条件を満たすことで顕在化し(表になり)、周囲に様々な影響を及ぼします。

複数の狂気がある場合、他の狂気の顕在化がトリガーとなって別の狂気が顕在化することも…

6面ダイス2つで遊べるので準備が楽

 インセインの判定は、基本的に6面サイコロ2つです。特殊なサイコロを使わないので、準備が楽なのも遊びやすくて嬉しいポイントです。

インセインの欠点3選

  • 裏の秘密によってはPvPになる可能性がある
  • 秘密を持ったPCを演じるのでロールプレイが難しい
  • GMは準備がとにかく大変

裏の秘密によってはPvPになる可能性がある

 インセインでは、各PCは表の情報に加えて、裏の秘密を有しています。協力系のシナリオもありますが、裏の秘密次第では対立・戦闘をする可能性もあります。

 PvPが苦手な方や、協力系のシナリオで遊びたい方は、他のシステムがおすすめです。
 →「TRPGのおすすめルールブック11選」はこちら

秘密を持ったPCを演じるのでロールプレイが難しい

 インセインでは、各PCに秘密があります。

 秘密を持つキャラクターを演じることになるので、最初は少し戸惑うかもしれません。

GMは準備がとにかく大変

 インセインのシステムはハンドアウト制です。

 基本的にすべての情報がハンドアウトに記されているため、GMは事前に各PCや調査項目のハンドアウトを準備する必要があります。

ハンドアウトの例

特にオンセは準備が大変…
楽な方法や便利なツールがあったら教えてください。

 その分、当日は基本的に簡単な描写だけ+PCの予想外の行動なども起こりにくいので、(準備を頑張れば)初GMの入門としてもおすすめです。

インセインをおすすめする人

  • PL間の駆け引きを楽しみたい方
  • クトゥルフ以外のホラーを遊びたい方

PL間の駆け引きを楽しみたい方

インセインの魅力はハンドアウト制による疑心暗鬼な駆け引きです。

PvPや悪巧みが好きな方協力や裏切りなどの駆け引きが楽しみたい方にはおすすめです。

クトゥルフ以外のホラーを遊びたい方

 ホラー系のシステムといった真っ先に名前が挙がるのは「クトゥルフ神話TRPG」だと思います。ですが、インセインも負けていません。

 特に狂気システムはよく出来ており、一度狂気を手にしたら狂気のトリガーを引かないように怯えながら慎重に立ち回ることになります。

 ホラー系システム特有の葛藤やドキドキ感が好きな人は、きっと楽しめると思います。

 また、名前に「マルチジャンル・ホラー」とあるように、インセインでは様々なホラーが遊べます。クトゥルフ以外のホラーも楽しみたい方や、やりたい怪談がある方はぜひ遊んでみてください!

個人的にはクトゥルフよりもインセイン派

インセインに必要なもの

 インセインで遊ぶのに最低限必要なものは、ルールブック6面ダイス2つです。

 ルールブック、ダイス以外については、「TRPGに必要なもの・あって良かったもの」も参考にしてください。

ルールブック

 インセインの場合、最初は基本ルルブ1だけでOKです。基本ルルブ2と3もありますが、これらは追加データとなります。

 2はループもの、3はscp系の追加データが記載されています。これらのジャンルに興味のある方はルルブ2と3も買っちゃいましょう。

6面サイコロ(2個以上)

 インセインの判定は、基本的に6面サイコロ2つです。一部特殊な判定もありますが、それでも3個あれば十分です。

 6面サイコロだけなら、色々なお店にありますし、既に持っている方も多いと思います。

簡単に準備できるのは嬉しい。

キャラメイク(ルルブP168〜)

 ィンセインのキャラメイクは以下の6STEPです。

  1. PCの名前や性別・性格などのパーソナルデータの設定
  2. PCの職業の選択
  3. 特技を4つ取得
  4. 好奇心・恐怖心の設定
  5. アビリティの決定
  6. 持ち物の決定

PCの名前や性別・性格などのパーソナルデータの設定

 はじめにPCの名前や性別・性格などのパーソナリティな部分を設定します。シナリオには直接影響しませんが、細かく設定しておくと、当日のロールプレイがやりやすくなります。

 →「キャラメイクのコツ3選」「ロールプレイのコツ4選」はこちら

PCの職業の選択

 続いて、PCの職業の選択です。インセインでは、学生や警察・探偵など21種類の職業が用意されています。(GMが許可すれば、自作することも可能)

 この時、職業ごとに決められた特技を2つを取得します。(自作職業の場合は、GMが適当な特技2つを選択)

特技を4つ取得

 各PCは、生まれ持っての長所や経験などからなる「特技」を6つ持っています。

 特技のうち2つは職業で自動的に決まるため、ここでは職業特技2つに加えて任意の特技を4つ取得します。

 特技は判定にも大きく影響するので、慎重に選択しましょう。(判定の詳細はこちら

好奇心・恐怖心の設定

 「好奇心」は、PCが興味を持っている分野、「恐怖心」はPCが特に恐れている事象です。

 「好奇心」に設定した分野は両脇のギャップを塗りつぶし、「恐怖心」に選んだ特技はチェック欄(✲)にチェックを入れます。

 好奇心・恐怖心も、こ判定にも大きく影響してくるので身長に選びましょう。(判定の詳細はこちら

生命力・正気度の決定

 生命力はPCの体力、正気度はPCの精神的な余裕です。

 生命力、正気度ともに初期値(最大値)は6ですが、正気度は取得している怪異分野の特技1つにつき最大値が1ずつ減少していきます。

 正気度が一定値を下回ると錯乱状態となり、戦闘中に冷静な判断ができなくなってしまうので注意しましょう。

アビリティの決定

 アビリティとは、PCが取得している特殊能力です。各PCは共通アビリティである基本攻撃と戦闘移動に加えて、任意のアビリティを2つまで取得できます。

 また基本攻撃の指定特技は、任意の特技が記入できます。自分のキャラクターが何で攻撃するか決めておきましょう。

持ち物の決定

 インセインには、「鎮痛剤」・「武器」・「お守り」の3種類のアイテムがあります。これらの中から、好きなアイテムを選んで合計2個まで取得します。

鎮痛剤:生命力か正気度を1点回復、いつでも使用可
武器:戦闘中自分が行為判定を行った直後に使用、その判定を振り直す
お守り:自分以外が行為判定を行った直後に使用、その判定を振り直す

完成したキャラシ

シナリオの流れ

インセインのシナリオは以下の流れで進行していきます。

  • 導入フェイズ
  • メインフェイズ
  • クライマックスフェイズ

導入フェイズ

 各PCが事件に関わることになったきっかけを描写するフェイズです。

 怪異に巻き込まれたり、友人が急に行方不明になったり、不思議な魔導書を見つけたりします。

メインフェイズ

 メインフェイズは、ラウンド制・シーン制で進行してきます。1ラウンドに1度、各PCはシーンプレイヤーとなって、交流や調査を行います。

 全員が行動済みとなったらラウンド終了です。規定のラウンドになる or 特定の条件を満たすまでラウンド進行でゲームを行います。

自分のシーンでできること

回復判定:同一シーンの任意の対象を選択して判定
     →成功で対象の生命力か正気度を1点回復
      もしくは対象の顕在化していない狂気を回復

調査判定:同一シーンの任意の対象を選択して判定。
     →成功で対象の情報を1つ獲得

情報とは:①各PCや調査項目の裏の秘密
     ②居所(戦闘を仕掛けるのに必要)
     ③精神状態(対象の未公開の狂気1枚の内容)

感情判定:同一シーンの任意の対象を選択して判定
     →成功でお互いに感情を取得

感情でできること:①相方が情報を取得した際、その情報を獲得できる
         ②相方が戦闘する際、戦闘に乱入できる
         ③相方が判定を行う際に、生命力か正気度を消費して判定に修正をつけることができる

戦闘:居所がわかっている対象に戦闘を仕掛ける
   →勝利したキャラクターは以下の中から1つを選択

戦闘で勝利した場合:①対象の情報を1つ獲得
          ②対象から自分への感情 or 自分から対象への感情を任意のものへ変更
          ③対象に狂気を1つ獲得させる

判定について

 インセインの判定は、一番近くの所有特技と判定特技の距離+5が目標値となります。

 この時、分野間のギャップも1マスと数えます。(好奇心の両脇のギャップは無視できる)

 また、判定特技が恐怖心の場合は目標値に+2の修正が入ります。

判定の例

生物学 目標値5(距離0)
切断  目標値7(破壊からの距離が2マス)
歴史  目標値7(乗り物からの距離1マスとギャップ1)
戦争  目標値7(恨みからの距離2マス、なお好奇心が情動なのでギャップは無視)
   目標値9(生物学からの距離1マス、ギャップ1、恐怖心の+2)

クライマックスフェイズ

 クライマックスフェイズは、元凶の怪異と遭遇するシーン、いわゆるボス戦です。ここでは、怪異の討伐や封印、PvPなど、各々の目標達成のための行動を行っていくことになります。

 シナリオのエンディングを決めるための重要なシーンです。心してかかりましょう。

まとめ

 本記事では、「疑心暗鬼な駆け引きが楽しみたい」、「PvP(PL同士の敵対)も遊んでみたい」、「クトゥルフ以外のホラーがやりたい」といった方に向けて、インセインを紹介してきました。

 インセインはハンドアウト制のホラーシステムです。特徴として、各PCは表の情報に加えて、裏の秘密を有しているため、裏切りや抜け駆けが発生します。

 隣の仲間は本当に信用できるのか、疑心暗鬼になりながら、自身の本当の目標を達成するために行動していく「怪異と裏切り」魅力のシステムです。

インセイン公式サイト

  • ジャンル:マルチジャンルホラー・サイコホラー
  • 推奨プレイ人数:4人程度
  • プレイ時間:2~4時間程度
  • 使用ダイス:6面ダイス×2個

インセインの特徴

  • マルチジャンルで様々なホラーが楽しめる
  • シーン制のため、初心者でもシナリオに参加しやすい
  • 秘密による疑心暗鬼な駆け引きが楽しい
  • シナリオによってはPvPが発生する

 本記事で、少しでもインセインに興味を持ってくれた方は、ぜひ一度遊んでみてください。

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この記事を書いた人

RPが大好きなTRPGブロガーです。
TRPG歴は9年。主に初心者の方に向けて、TRPGの始め方について解説していきます。
ぜひ、一緒に遊びましょう!

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